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歯周病を治すには

歯周病の早期発見は、定期検診が一番です。
企業で行う検診も良いのですが、
患者さんのことをしっかり理解しているホームドクターを
しっかり持つことがポイントです。

定期健診は、3ヶ月から半年に一回程度で良いと思います。
歯周病が進んでいる場合は、月一回ぐらいは必要かもしれません。

30分から1時間かけてプロにじっくり検診してもらい、
歯石を取ることが大切です。

電動歯ブラシは、当てる部分を把握しておけば、
後は自動で細かく磨けるので、お勧めです。
最近のは超音波で動くものがあり、非常にきめ細やかなブラッシングが可能です。

また、歯間ブラシやデンタルフロスを使うと、
歯と歯の間の汚れや食べ物が取れるので、使っていただきたいです。
これらを使うのと使わないのとでは大きく違います。

歯周病を治療すると、血圧が安定し、血糖値が下がるケースもあるようです。

歯周病と全身疾患について

歯周病に罹ると、糖尿病や心臓血管病、低体重児出産・早産等といった
全身疾患も関わってくると言われています

歯周病のリスクが高い人ほど、様々な病気になる確率が上がるということですね。
歯周病のある人の方が、高血圧になる確率が高いということもあり得ます。

歯周病菌は、消化器系に入っても胃の消化酵素で分解されてしまうから大丈夫です。
しかし、問題なのは、食べたときに口の中の傷から歯周病菌が入ってしまうこと。
傷口から歯周病菌が血管に入り、全身を回ってしまうと全身疾患につながります。

歯周病は痛くないから意識しないが、30代以上の8割が歯周病になっているのです。

歯周病をあなどってはいけません

歯周病という病気は、虫歯に比べて世間一般的に認知が低いようですね。
虫歯のように苦痛を伴うわけではなく、見た目にもそんなに変化は見られない。
だから、30代以上の約8割は歯周病にすでにかかっているという統計もあるほどです。

実は歯周病というのは恐ろしく、さまざまな病気の原因になり得るものです。

歯周病が原因で、心筋梗塞を起こしたり、血管壁から歯周病菌が発見されたり
という例が見られるほどです。

ですから、逆に歯周病を治療したところ、病気が治ったというケースもあります。
歯周病を治したら、手の荒れが治ったり、糖尿病の症状が軽減されたということもあるのです。
数年前の『NewsWeek』では、『Floss or Die』という見出しが大きく載りました。

歯をしっかり磨くか、もしくは死ぬか。

歯周病をあなどってはいけませんよ。

治療より予防

歯科を含めて医療全般にいえるのですが、治療よりも予防が大事です。

虫歯になって初めて歯医者さんに行くのではなく、
定期的に通って口の中の状況を歯科医にチェックしてもらい、
歯科衛生士に徹底的に歯のクリーニングをしてもらうことで、
健康は歯を維持できるのです。

当院でも、患者さんの3分の1は予防のためのメンテナンスに
いらっしゃっています。
欧米ほどではありませんが、日本でも歯に対する意識が高まっていることを実感します。

あなたの症状は大丈夫!

最近は、パソコンが普及して、歯科医院でもカルテはデータで保存されて、
それを見て医師が診断する形が主流になりつつあります。

そんなとき、パソコンのディスプレイばかり見て、
患者さんの方をまったく見ない医師がいることには驚きます。

私の考える医療とは、コミュニケーションと技術の両方が必要です。
患者さんとの心のやり取りがあって初めて良い治療ができるのです。
だとしたら、患者さんと会話をするときには、
正面を向いてしっかり相手の目を見なければなりません。

そして、医師が上からの目線で「教える」という立場ではなく、
患者さんがどうして欲しいのかを聞き出すことが重要だと考えています。

大抵の場合、患者さんは、自分の症状が特別なものだと考える傾向があります。

「こんなに痛いんだからきっと悪性の病気なんだ」
と必要以上に恐がっていることが多いです。

しかし、長年医療の現場にいると、
ほとんどの症状を過去に治療した経験があるのです。
だから、安心していただいて結構なのですよ。

本当に大切なこと

当院にやってくる患者さんの中には、他の歯科医院に行ったけれど、
嫌な扱いを受けて、うちに来る人がたまにいらっしゃいます。

前行っていた歯医者さんでは、レントゲンを見ながら、
「これはひどい!抜くしかありません」と言われて
ショックを受けたとおっしゃっていた人もいました。

患者さんの口の中の状況を正確に伝えることは大切なことでは
あるのですが、それ以上に、患者さんの気持ちを考え、
安心して受診していただけるように配慮することが大切です。

そんな思いやりのある治療を心がけていきたいと思っています。

病気を見て人を見ず

『木を見て森を見ず』という言葉がありますが、
医療の現場でも、『病気を見て人を見ず』という医師が
増えてきていると感じています。

病気というのは、基本的には生活習慣によるものがほとんどです。
ですから、患者さんの生活状況を見なければ、
根本的な改善ができないと私は考えています。

にもかかわらず、症状だけを見て、そこを治しさえすれば良いという
治療には疑問を持っています。

歯の治療ひとつにしても、体全体、生活全般を見ることが大事なのです。

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歯医者さんが決して話さない、リアルな歯科業界の現実

現在、約7万の歯科医院が日本中に存在しています。これはコンビニの数の倍に近い数字です。
こうした状況のもと、診療の引き延ばしや、自らの目先の利益優先の治療など、むしろ患者さんにとって、困った現象が増えてきています。
これからは患者さんが、信頼できる歯科医院をしっかり選ぶ時代です。
その手助けとなれるよう、歯科医院選びに役立つ情報を、特に歯周病や、口臭、矯正やインプラントなど、人に相談し難い問題、費用が気になる悩みに対する自己判断基準となる、歯医者さん選びの為の情報を、提供したいと考えております。

医療法人社団 大樹 理事長 大矢 敦司

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